专利摘要:
プロセッサおよび内部周辺装置、ならびに前記内部周辺装置を前記プロセッサに接続するシステムバスを備えたコンピューティングシステム。前記内部周辺装置の1つは超音波周波数をデジタル化するように構成された超音波デジタイザを含み、前記デジタイザは少なくとも2つの関連マイクロホンからの超音波信号を対応するデジタル化音響出力にデジタル化し、かつ前記デジタル化音響出力を前記システムバスに信号として出力する。
公开号:JP2011508927A
申请号:JP2010541138
申请日:2009-01-04
公开日:2011-03-17
发明作者:メイル アガシー,;ネイサン アルトマン,;マイケル コカレフ,;モティ ショル−ハハム,;ヴァディム ワインブランド,
申请人:エポス ディベロップメント リミテッド;
IPC主号:G06F3-043
专利说明:

[0001] 本発明は、その一部の実施形態では、超音波デジタイザおよびホストに関する。]
背景技術

[0002] 現在、ラップトップかデスクトップコンピュータかに関わらず、あるいはより一般的な形としてホストに、デジタイザが組み込まれた製品が存在する。さらに、ホストにアドオンとして追加することのできる外部周辺装置として提供される音響デジタイザがある。]
[0003] 携帯電話または「スマートフォン」の内部に超音波受信器を埋め込む提案が知られている。]
[0004] 特に手書きのデジタル化をサポートする多くの技術が存在する。
1)RFタブレット:Wacom、Acecad、およびN−trigのような企業は、パッドの上に位置するスタイラスにRFエネルギを放出するアンテナ付きのパッドを使用している。コンピュータは格納式パッドを必要とし、かつこれは使用を煩わしくするので、満足できない。内蔵RF解決策は、同じ特性を有するアドオン解決策とは対照的に、利点を持たない。
2)光センサ:Anotoは、ドットが刷り込まれた専用の紙を使用する技術の所有者である。スタイラスは、それが見るドットに基づいてその位置を復号するためにカメラを有する。この技術では、ブルートゥースのような標準RFプロトコルを使用してホストと通信するので、ホスト内部に受信器を埋め込む必要は無い。しかし、専用の紙、ペンが嵩張ること、および価格はこの技術の制限因子である。
3)超音波センサ:超音波TOA測定を使用してスタイラスの位置を推定する企業は幾つか存在する。Pegasus(Pegatech)、Navisis、Virtual inkなどはその例である。これらの製品を可能にする技術は、TOAを測定するために音響パルスを使用する。音響技術は上述した前の2つの技術と比較して利点を有する。すなわち、それは任意の表面で動作することができ、かつ3/D応用を可能にすることができる。しかし、公知の技術はとりわけ次の欠点を有する。
a.精度および分解能が劣る
b.受信器のサイズ
c.超音波ノイズに弱い
d.同じ技術を使用する近傍の他のユーザに影響を受け易い
e.比較的低いサンプリングレート
f.書込みとデジタル表現との間の遅延]
[0005] 他方、コンピュータに手書きのデジタル化を有する利点が存在する。例えば次の能力を得ることができる。
1)手書きのメモをデジタル形式に変換する。
2)コンピュータを制御する(スタイラスをマウスとして使用する)。
3)スケッチや線描の直接デジタル入力。
4)印刷文書にメモを書き込むことができるのと同様に、既存の文書にメモを挿入する
5)書式記入
6)3/D応用]
[0006] 以下の文書は本願の優先権主張日以後に公開されたものであり、したがって本発明の請求の範囲に対する先行技術効果は個別の管轄体に依存する。]
[0007] WO2008018757は、位置追跡信号発生装置、および位置追跡信号発生装置の位置を追跡することによって情報を入力するための位置追跡入力装置を含む入力システムを開示している。位置追跡信号発生装置は、ガイド部と超音波信号発生ユニットとの間に形成されたガイド経路に、ユーザによる位置追跡信号発生装置の使用とは無関係に紙面方向のみに、超音波信号を放出することによって、位置追跡に関する情報を正確に入力することができる。加えて、位置追跡信号発生装置によると、複数の超音波発生部材が超音波信号発生ユニットに設けられ、超音波発生部材は、超音波発生部材間の分離距離に基づいて計算された所定の時間間隔で超音波を順次発生するので、超音波信号は、超音波発生部材によって発生される超音波の重畳を通して増幅することができる。したがって、位置追跡信号発生装置は、遠く離れて配置された超音波信号受信センサに超音波信号を安定的に送信することができる。]
[0008] WO2008048036は3D位置追跡方法および装置を教示している。3D位置追跡方法および装置は、超音波信号が信号発生器によって発生した時間と、超音波信号が超音波信号を受信するために所定の間隔で配置された超音波信号受信器に受信された時間との間の差、および超音波信号受信器間の距離を使用することによって計算された、信号発生器と超音波信号受信器との間の距離を用いることによって、信号発生器の3D位置を測定する。したがって、3D空間内の移動体の3D位置は、過度のコスト無しに正確に測定することができ、そこに記載された3D位置追跡方法および装置は3Dマウス、3Dポインタ、3Dビデオゲーム入力装置等に適用することができる。]
[0009] 本発明の実施形態は、内蔵コンポーネントとしての音響デジタイザのホストへの組込みに関する。]
[0010] 本発明の一部の実施形態の態様によると、プロセッサおよび内部周辺装置、ならびに前記内部周辺装置を前記プロセッサに接続するシステムバスを備えたコンピューティングシステムであって、前記内部周辺装置の1つが超音波周波数をデジタル化するように構成された超音波デジタイザを含み、前記デジタイザが少なくとも2つの関連マイクロホンからの超音波信号を対応するデジタル化音響出力にデジタル化し、かつ前記デジタル化音響出力を前記システムバスに信号として出力するように構成されたコンピューティングシステムを提供する。]
[0011] 一実施形態では、前記デジタル化音響出力は、復号された測位装置の位置を含む。]
[0012] 一実施形態は内部CODECを含むことができ、前記超音波デジタイザは前記内部CODECに接続され、前記内部CODECを使用して前記位置を復号する。]
[0013] 一実施形態はスタイラスを含むことができ、スタイラスはその位置を前記関連マイクロホンに送信するための超音波送信器を組み込んで、前記コンピュータシステムとのユーザ対話を可能にし、スタイラスはさらに表面上で指し示すための先端を備える。]
[0014] 一実施形態では、前記先端は筆記用先端であり、紙に筆記するためにインクが使用可能であり、前記システムは、前記システムとの定義された関係に紙を収容するための収容アセンブリを含む。]
[0015] 一実施形態はホストコンピュータハウジングを含むことができ、前記紙収容システムは紙整列構造を含み、前記紙整列構造は、前記少なくとも2つのマイクロホンに対し固定された関係に紙を保持する構成を含む。]
[0016] 一実施形態では、前記紙整列構造は前記ハウジングに内蔵される。]
[0017] 一実施形態では、前記紙整列構造は筆記パッドとして前記ハウジングの一部を構成する。]
[0018] 一実施形態では、前記ハウジングはキーボードを含み、前記筆記パッドを形成するために前記キーボード上にカバリングが伸長可能である。]
[0019] 一実施形態では、前記紙整列構造は、その片側を中心に第1組の少なくとも2つのマイクロホンと、その第2側を中心に第2組の少なくとも2つのマイクロホンと、どちらがより明瞭な信号を受信するかによって前記それぞれの側のマイクロホンの間で選択するためのセレクタとを含む。]
[0020] 一実施形態では、前記ハウジングは、スタイラスのための再充電用ホルダを含む。]
[0021] 一実施形態では、前記紙整列構造は前記ハウジングに対して紙を保持する張力クリップを含む。]
[0022] 一実施形態では、前記張力は回転張力および線形張力から成る群の1つの張力である。]
[0023] 一実施形態では、前記紙整列構造は格納式文鎮を含み、前記少なくとも2つのマイクロホンは前記文鎮に内蔵され、前記文鎮はコードを介して前記ホストに取り付けられる。]
[0024] 一実施形態は、3次元位置のための第3マイクロホンを含むことができる。]
[0025] 構成は前記3次元位置を使用して、前記位置を計算するときに紙の高さについて補償することができる。]
[0026] システムは、前記デジタイザの起動により、前記コンピューティングシステムが休眠状態から起動状態に切り替わるようにすることができる。]
[0027] 一実施形態では、前記デジタイザは、前記コンピューティングシステムが休眠状態にあるときにユーザ入力を格納するメモリを含み、該ユーザ入力はその後、前記コンピューティングシステムによってアクセスされる。]
[0028] システムは、前記デジタイザからの入力を受け入れ、それ以外は休眠状態を維持するように構成されることができる。]
[0029] システムは、手書きのサイズおよび方向を検出し、かつ紙の位置または向きを推測するための較正機構を有するように構成することができる。]
[0030] 一実施形態はコンピュータハウジングを含むことができ、そこで前記少なくとも2つのマイクロホンは前記ハウジングに対して固定関係にある。]
[0031] 本発明の第2態様によると、システムクロックを有するプロセッサと、測位装置の測位を提供するための測位ユニットとを備えたコンピューティングシステムであって、前記プロセッサが、少なくとも2つの関連マイクロホンを介して受信された前記測位装置の超音波信号をデジタル化して、対応する測位装置の位置を得るようにさらに処理可能な信号を前記プロセッサに提供するCODECと、前記提供された測位に対し前記システムクロックを同期させるための同期化ユニットとを含むように構成された、コンピューティングシステムを提供する。]
[0032] 一実施形態では、前記CODECは前記プロセッサの外部にあり、システムはさらに、前記CODECと並列にデシメーションフィルタを含む。]
[0033] 一実施形態は、ポインティング装置と同期するワイヤレスユニットを含むことができ、該ユニットはさらに、追加マイクロホンからデータを受信するように構成される。]
[0034] 一実施形態は、連続超音波搬送波に変調される位置信号を使用するように構成することができる。]
[0035] 一実施形態はスクリーンを含むことができ、そこで前記少なくとも2つの関連マイクロホンは前記スクリーンの周りに固定され、タッチスクリーン用途をもたらす。]
[0036] 一実施形態では、CODECは前記プロセッサに内蔵される。]
[0037] 一実施形態では、前記CODECは前記プロセッサの外部にあり、前記提供された測位のための前記同期化は、前記CODECを前記システムクロックと同期させることを含む。]
[0038] 一実施形態では、システムは、ポインティング装置と同期するためのワイヤレストランシーバを備え、前記提供された測位のための同期化は、前記システムクロックを前記ワイヤレストランシーバに同期させることを含む。]
[0039] 一実施形態では、前記ワイヤレスユニットは、ワイヤレスネットワーキングのためのシステム内蔵ユニットである。]
[0040] 別途定義されない限り、本明細書で使用されるすべての技術的用語および/または科学的用語は、本発明が属する技術分野の当業者によって一般に理解されるのと同じ意味を有する。本明細書に記載される方法および材料と類似または同等である方法および材料を本発明の実施または試験において使用することができるが、例示的な方法および/または材料が下記に記載される。矛盾する場合には、定義を含めて、本特許明細書が優先する。加えて、材料、方法および実施例は例示にすぎず、限定であることは意図されない。]
[0041] 本発明の実施形態の方法および/またはシステムを実行することは、選択されたタスクを、手動操作で、自動的にまたはそれらを組み合わせて実行または完了することを含んでいる。さらに、本発明の装置、方法および/またはシステムの実施形態の実際の機器や装置によって、いくつもの選択されたステップを、ハードウェア、ソフトウェア、またはファームウェア、あるいはオペレーティングシステムを用いるそれらの組合せによって実行できる。]
[0042] 例えば、本発明の実施形態による選択されたタスクを実行するためのハードウェアは、チップまたは回路として実施されることができる。ソフトウェアとして、本発明の実施形態により選択されたタスクは、コンピュータが適切なオペレーティングシステムを使って実行する複数のソフトウェアの命令のようなソフトウェアとして実施されることができる。本発明の例示的な実施形態において、本明細書に記載される方法および/またはシステムの例示的な実施形態による1つ以上のタスクは、データプロセッサ、例えば複数の命令を実行する計算プラットフォームで実行される。任意選択的に、データプロセッサは、命令および/またはデータを格納するための揮発性メモリ、および/または、命令および/またはデータを格納するための不揮発性記憶装置(例えば、磁気ハードディスク、および/または取り外し可能な記録媒体)を含む。任意選択的に、ネットワーク接続もさらに提供される。ディスプレイおよび/またはユーザ入力装置(例えば、キーボードまたはマウス)も、任意選択的にさらに提供される。]
図面の簡単な説明

[0043] 本明細書では本発明のいくつかの実施形態を単に例示し添付の図面を参照して説明する。特に詳細に図面を参照して、示されている詳細が例示として本発明の実施形態を例示考察することだけを目的としていることを強調するものである。この点について、図面について行う説明によって、本発明の実施形態を実施する方法は当業者には明らかになるであろう。]
[0044] 図1は、本発明の第1実施形態に係る超音波デジタイザを組み込んだコンピュータシステムを示す簡易概略図である。] 図1
[0045] 図2は、図1の超音波デジタイザ用の超音波スタイラスを示す簡易概略図である。] 図1 図2
[0046] 図3は、図1のデジタイザ、図2のスタイラス、およびマイクロホンアレイを備えた位置特定システムを示す簡易概略図である。] 図1 図2 図3
[0047] 図4は、図1のホストの内面をいかに紙の位置特定に使用することができるかを示す簡易概略図である。] 図1 図4
[0048] 図5A−Bは、ホストの重量を使用してクリップを介して紙を所定の位置に保持する本発明の実施形態を示す概略図である。]
[0049] 図6A−Bは、図5Aおよび5Bのクリップの代替的構成であって、クリップの張力が回転張力である場合を示す概略図である。]
[0050] 図7は、コードによって取り付けられた文鎮が紙を保持するために使用され、次いでホストのハウジングのレセプタクル内に収容される状態の概略図である。] 図7
[0051] 図8は、マイクロホンがハウジングのスクリーンの周りに取り付けられ、スタイラスがスクリーンの活性領域と相互作用する本発明の実施形態を示す概略図である。] 図8
[0052] 図9は、位置特定の決定がプロセッサおよび内部CODECによって実行されるように構成された、ホスト内への超音波位置特定システムの深い統合アーキテクチャを示す概略図である。] 図9
[0053] 図10は、同期化のために使用される送信器が第3マイクロホンからデータを受け入れるように構成された、図9の実施形態の変形例を示す概略図である。] 図10 図9
[0054] 図11は、CODECが超音波周波数に対して最適化されていない場合に処理するために、デシメーションフィルタがCODECと並列に配置された、変形例を示す概略図である。] 図11
[0055] 図12は、上記実施形態に係る測位システムのホストプロセッサへの組込みであって、ホストシステムの既存のコンポーネントの再使用を含む組込みを示す概略図である。] 図12
実施例

[0056] 本発明は、その一部の実施形態では、音響デジタイザおよび対応するホストに関する。]
[0057] 現在、既存の超音波技術は、ラップトップ、デスクトップ、デジタル通信装置、デジタルカメラ等をはじめ、それ自体の主要な機能を有する演算装置であるホスト内部に埋め込まれない。それらはむしろ、「アフターマーケット」と呼ばれる物に対する「アドオン」として提示される。]
[0058] 超音波技術の既存の限界を克服する超音波技術は、コンピュータ内部に埋め込まれたときに付加価値を有する。例えばマイクロホンはホストのハウジングに固定することができ、コンピュータに関連して位置を測定することができる。]
[0059] 1つの利点は、異なる活性領域またはスクリーン上のソフトボタンに関連してスタイラスの位置を測定することのできるタッチスクリーンへの応用をもたらす能力である。さらなる利点は、決定された方法で紙の位置を特定するために、コンピュータケーシングを構成することができることである。ケーシングに固定されたマイクロホンによって測定される位置は、ユーザが筆記を行なう紙に関連して理解することができる。]
[0060] 埋込みのさらなる利点は、ホストの内部バスにアクセスすることのできる埋め込まれたデジタイザが、ホストの休眠または待機状態時に動作することができることである。したがってデジタイザは、ホストを待機状態から目覚めさせるために、またはコンピュータがそれ以外では休眠のままであるときに筆記を記録するために使用することができる。]
[0061] 超音波位置特定は、スタイラスのようなポインティング装置によって発行される信号に基づくことができる。一実施形態では、信号は、連続超音波搬送信号で変調された位置信号を含む連続信号である。]
[0062] 本発明の少なくとも1つの実施形態を詳しく説明する前に、本発明は、その適用において、下記の説明に示されるか、および/または図面において例示される構成要素および/または方法の組み立ておよび構成の細部に必ずしも限定されないことを理解しなければならない。本発明は他の実施形態が可能であり、または様々な方法で実施または実行されることが可能である。]
[0063] ここで図面を参照すると、図1は、中央処理ユニット(CPU)12および様々な種類のメモリ装置、サウンドカード、グラフィックスカード、通信装置等のような内部周辺装置14.1、14.2等を含む、コンピューティングシステム10を示す。内部システムバス16は内部周辺装置をCPU12に接続する。内部周辺装置の1つは、関連マイクロホン20.1...20.nからの超音波信号をデジタル化する超音波デジタイザ18である。超音波信号はスタイラスのような超音波位置特定装置から送られ、スタイラスからの信号はデジタル化されて、スピーカに対するスタイラスの現在の位置を提供する。デジタル化された出力はシステムバス14に提供される。マイクロホンは実施形態ではホストコンピュータのハウジングに固定することができる。] 図1
[0064] 一実施形態では、システムは内部CODECを含む。CODECはCPU12の一部または周辺装置のいずれかとすることができる。超音波デジタイザは内部CODECに接続され、内部CODECを使用して位置を復号する。典型的には、着信超音波信号は搬送波および搬送波への変調を含む連続信号である。CODECは様々なスピーカからの変調を、例えば相互相関を用いて復号し、各スピーカらからの飛行時間を正確に抽出することができる。次いで三角測量によって位置を決定することができる。内部CODECを利用する能力は、デジタイザを内部に作成する利点である。]
[0065] 図2を参照すると、超音波信号はスタイラス30のようなスタイラスに由来することができる。そのようなスタイラスは、保護ケージ34内部に超音波発信器32を組み込み、紙のような筆記面上に筆記するためにケージから出現するペン先端36と同じ場所に配置することができる。] 図2
[0066] スタイラスはその位置を関連マイクロホンに送信し、かつコンピュータシステムとのユーザ対話を可能にする。]
[0067] 追加トランスミッタ38は、スタイラスの向きに関する情報を提供するために、希望に応じてスタイラスの遠端に設けることができる。]
[0068] 筆記先端は、紙または他の筆記面に筆記するために、インクまたは黒鉛鉛筆のような任意の他の筆記媒体を使用することができる。]
[0069] 次に図3を参照すると、スタイラス40はその位置を2つのマイクロホン42および44に送信し、それは次に信号を超音波デジタイザ46に送る。] 図3
[0070] 紙は、スタイラスがマイクロホンの範囲内にある任意の場所に自由に設置することができる。しかし、紙とスタイラスの位置との間の関係が明瞭になるように定義された位置に紙が設置された場合、精度が改善される。したがってシステムは、紙または任意の他の筆記面をシステムに対して定義された関係に収容する収容アセンブリを含むことができる。]
[0071] ここで図4を参照すると、図4はそのような収容アセンブリの実施例を示す。収容アセンブリは、前の図で説明したCPU12、バス16、および超音波装置18を持つシステム10をホストするコンピュータのハウジングに配置することができる。] 図4
[0072] 図4に示す通り、ラップトップハウジング50は、共通紙サイズの隅を画定する成形品または押出し成形品52を含む。隅が押出し成形品に配置された紙は、同じくハウジング50に内蔵されるマイクロホン54に対して定義された関係を有する。] 図4
[0073] 一般的に、筆記を入力として使用することと、キーボードを入力として使用することは、相互に排他的であると想定されるので、この実施形態では、紙はキーボードの上に配置される。キーボードの領域を確実な筆記面に変換するために、参照符号56によって示されるキーボードの領域を格納式フードで覆うことができる。]
[0074] フードを設ける代わりに、スクリーンフラップ58を閉じて確実な筆記面を提供することができる。52で示されるような成形品をスクリーンフラップ58の後部に配置してもよく、ユーザは、ラップトップを開く必要無くコンピュータに格納されるメモを記入することができる。ラップトップ自体は、後述する通り、待機状態にしておくことができる。]
[0075] 図4に示す通り、紙の両側にマイクロホンの組が存在する。セレクタは各組のマイクロホンをポーリングすることができ、あるいはマイクロホンを個別にポーリングして、より明瞭な信号を受信しているマイクロホンを連続的に使用するために選択することができる。したがって、例えば右利きおよび左利きのユーザは、筆記を行なっているときに特定のマイクロホンを覆い隠すかもしれず、システムは現在のユーザにとって最良のマイクロホンに自動的に切り替えることができる。] 図4
[0076] 次に図5Aおよび5Bを参照する。これらの図は、コンピュータ自体に干渉しない方法で紙が定義された位置に保持されるようにした、さらなる実施形態を示す。すなわち、例えば図5Aおよび5Bの実施形態は外面に依存しており、キーボードまたはスクリーンのいずれをも覆い隠さないので、ユーザは紙に筆記し、しかもキーボードを使用し、かつスクリーンを見ることができる。]
[0077] クリップ60は受信器フロント62および関連音響センサ64を含み、クリップにはばね66によって表面68に当接した状態で張力が加えられる。コンピュータのハウジング70は紙の向きを画定する整列構造を提供し、紙72は図5Bに示すように整列構造内に保持される。該構成は再び、マイクロホンに対して固定された関係に紙を保持する。ハウジングの重量は紙を所定の位置に保持する。]
[0078] ここで図6Aおよび6Bを参照する。これらの図は、紙がクリップによって所定の位置に保持される、図5Aおよび5Bの実施形態の代替例を示す。この場合、クリップには回転張力が付与される。再び、図6Aおよび6Bの実施形態は外面に依存し、キーボードまたはスクリーンを覆い隠さないので、ユーザは紙に筆記し、しかもキーボードを使用し、かつスクリーンを見ることができる。]
[0079] クリップ80は、紙を収容するためにクリップを手動で持ち上げるためのレバー81を含む。受信器フロント82および関連音響センサ84はクリップの本体内に配置され、クリップにはばね86によって表面88に当接した状態で張力が加えられる。コンピュータのハウジング90は、紙の向きを画定する整列構造を提供し、紙92は整列構造内に保持される。保持される紙の状態を図6Bに示す。該構成は、紙をマイクロホンに対して固定された関係に保持する。]
[0080] ハウジング90はスタイラスのための保持器を含むことができる。一実施形態では、保持器はスタイラスを再充電するための再充電ユニットを含むことができる。]
[0081] 次に図7を参照すると、図7は紙整列構造の代替的実施形態を示す。この場合、紙整列構造は格納式文鎮100を含む。マイクロホン102は文鎮に内蔵され、文鎮はコード104を介してホストコンピュータ106に取り付けられる。コード104は受信器をホストに接続するシリアルケーブルであることができる。別の実施形態では、センサ付き「アーム」をホストの本体から展開することができる。文鎮100は紙または紙のパッド108上に配置される。紙の隅を精密に配置するために挿入物112に誇張して示す通り、文鎮の下面には溝110を含むことができる。] 図7
[0082] 使用後に文鎮は、ホストコンピュータのレセプタクル114内に収容することができる。]
[0083] 上記実施形態の各々は、3次元で三角測量を行なうことができるように、適切に配置された追加的マイクロホンを追加することによって、増強することができる。厚さが変動する紙のパッドを使用する場合、パッドの厚さを考慮に入れることができるようにすることによって、精度を高めることができる。追加的実施形態は、CADプログラムまたは3次元入力を必要とする他のプログラムに入力するために、スタイラスを用いて3次元物体の縁および隅を指摘することができる。]
[0084] ここで図8を参照すると、図8は、マイクロホン120がスクリーン122に対して固定された構成に配置される実施形態を示す概略図である。スクリーン122は活性領域またはソフトキーボードを表示し、ユーザはスクリーンと対話するためにスタイラス124を操作する。マイクロホンはハウジングに内蔵されるので、マイクロホンが測定する位置とスクリーン上の領域との間の関係が正確に分かる。] 図8
[0085] スクリーンを閉じた実施形態に関係して上述した通り、筆記データの格納は、ホストコンピュータが活動状態であることを必要としない。むしろホストコンピュータは、周辺装置の多くがスイッチオフされている待機状態とすることができる。したがってユーザは、コンピュータが待機状態のときに、スタイラスを使用してメモを記入することができる。コンピュータはデータを格納し、コンピュータが活動状態に切り替わったときそれを後で利用することができる。]
[0086] 代替的実施形態では、デジタイザは、ホストコンピュータが休眠状態のときにユーザ入力を格納するオンボードメモリを含む。ユーザ入力は、コンピュータが起動されたときに、コンピューティングシステムにダウンロードするために利用可能である。]
[0087] さらなる代替的実施形態では、スタイラスを介するデジタイザの起動は、コンピューティングシステムを休眠状態から起動状態に切り替える。]
[0088] 上記実施形態の大部分において、紙は既知のサイズであり、定義された位置にあると想定した。しかし、紙をそのような位置に配置することは必ずしも好都合ではないかもしれない。システムは、手書きのサイズおよび方向を検出し、それを使用して紙の位置または向きを推測する較正機構を含むことができる。]
[0089] 2/Dまたは3/Dの位置特定の如何に関わらず、ホストマシン内部における位置特定デジタイザの埋込みに関する問題について、これからさらに詳細に説明する。]
[0090] 超音波デジタイザ/受信器18〜20は、ホスト/デスクトップ/MIDの内部に埋め込まれる。受信器は超音波信号を捕捉し、それは2/Dまたは3/D座標にデジタル化される。]
[0091] デジタル化データは、USB、UART、SPI、I2C、またはいずれかの他の標準シリアルバスのようなシリアルデジタル接続などのシステムバスによって、主CPUにインタフェースされる。代替的に、データはPCI、PCMCIA等のバスを用いてパラレル接続によってインタフェースすることができる。]
[0092] 特定の用途は、紙または同様の筆記面と受信器との間に厳密な物理的関係を必要とするかもしれず、したがって実際のA4または他の標準サイズの紙をコンピュータにマッピングする必要がある。この目的のために、そのような接続を取り扱うために機械的治具を設けることができる。センサ、マイクロホン、またはトランスデューサを、紙に対して既知の位置に、紙の頂部およびその縁部等から所定の高さ、所定の位置に配置することができる。特に、筆記プロセス中にセンサに対する紙の位置が変化すると、これは実際のインクに対するデジタル化された手書きのシフトを導く副次的効果を持つので、紙の位置は変化しないことが理想的である。]
[0093] マイクロホンまたは他の音響センサの配置は音響技術設計を必要とするかもしれず、2008年3月14日出願の出願人の同時係属国際特許出願第IB2008/050946号、およびさらに詳しくは2007年3月14日出願の出願人の対応する米国特許仮出願第60/906813号の4.5節に記載されたガイドラインに従うことができ、両方の内容を参照によって本明細書に援用する。]
[0094] 上述の通り、可能な利用シナリオの1つにおいて、音響またはIR信号を捕捉するために音響受信器が周期的にまたは常時オンになっている間、ホストは待機モードであるかもしれない。送信器の起動は一連の事象をトリガし、たとえホストが待機モードであっても、ホストが送信に関連するデータを処理し、したがって位置をデジタル化して座標ストリーム等を格納することを可能にする。]
[0095] 代替的実施形態では、受信器はデータを格納するためにそれ自体のメモリを有する。ホストが起動されると、ユーザは格納されたデータを見ることができる。]
[0096] 記載した通り、1つの代替的使用モデルは、ホストが折り畳まれた状態である間にホストを紙パッドとみなすものである。その平坦面の1つ、例えばホストの底面またはスクリーンの裏をテーブルとみなすことができ、ハウジングの特定の面上で筆記が行なわれるときに信号を捕捉するためにセンサをそこに設けることができる。]
[0097] さらなる代替例では、所定の作業領域を可能にするために、ホストからプラスチックパッドを展開することができる。]
[0098] 上述の通り、別の選択肢は、その伸長状態では筆記のための平坦面として働く格納式フードでキーボードを覆うことである。]
[0099] 別の選択肢は、多くのホストが有するマウス指パッドと同様の方法で、キーボードの前にデジタル化領域を設けるものである。]
[0100] デジタイザは署名生体認証に使用されることがある。ホストコンピュータにログオンするために、ユーザは署名するように促され、こうしてパスワードを記憶するようにユーザに要求することなくセキュリティが可能になる。]
[0101] さらなる実施形態では、ユーザがスクリーンを折り畳むときに、デジタイザはその機能を自動的に変化させることができる。例えば、スクリーンが開かれたときに、それはマウスとして機能することができ、それが閉じるときには、メモをファイルに保存することができる。]
[0102] 該技術の使用を容易化するために、ホストの周囲にセンサを埋め込むことができる。次いでセンサは、スタイラスが信号を送信しているエリアを見出すために、周期的にサンプリングされる。送信された信号に最も近接するセンサが見出されると、他のセンサは無視することができる。このようにして、ホストは左利きおよび右利きのユーザに臨機応変に適応することができる。]
[0103] 記載の通り、ユーザが設けられた場所にA4の紙を確実に配置しない場合、手書きを受け入れるようにコンピュータソフトウェアが仮想紙を較正する選択肢がある。そのような較正プロセスのための入力は、手書きを制限するエリア、および紙の配向の方向を暗示する筆記の方向をも含むことができる。]
[0104] ホスト内部のハードウェアコンポーネントのコストを節約するために、受信器のハードウェアはセンサの幾つかをホストの他の機能ブロックと共用することができる。それはIrDAセンサおよびマイクロホンの両方に当てはまる。]
[0105] コンポーネントの共用は2つの実施形態をもたらす。モジュール統合の実施形態および深い統合の実施形態である。モジュール統合の実施形態は一般的に上述の通りであり、USB、UART、SPIバス等を使用して座標、または座標を搬送する少なくともデジタル音声信号を中央処理装置に受け渡す。代替的実施形態では、座標の代わりに、CODECを終了させる音声データがバスに出力され、中央処理装置に受け渡される。]
[0106] 深い統合の実施形態はホストのネイティブインタフェースを使用して、EPOS信号をサンプリングする。提案するアーキテクチャは図9に示す通りである。] 図9
[0107] 図9は基本的アーキテクチャであり、ホスト130は、ユニットを可能な限り小さくするために小シリコンプロセスにより製造された大部分がデジタルのユニットを含む。CODEC134はプロセッサのコンパニオン、コプロセッサを形成し、それはアナログ信号の調整、例えば電圧調整、例えばマイクロホン入力のためのADC、例えばスピーカへの出力のためのDAC、振動等の大部分を処理する。CODEC134のアナログ性のため、それは通常、主プロセッサ132より大きい形状を用いて製造される。場合によっては、CODECの機能性はプロセッサ132自体に組み込まれることができる。CODECは音声周波数をサポートするように製造されるので、それらはしばしば20KHz未満の入力信号に対して最適化される。超音波の場合、そのような周波数範囲は十分ではなく、使用するCODECは超音波周波数での十分な分解能、例えば50KHz時に40dB(典型例)をサポートする必要がある。図9は、2つの二重帯域マイクロホン96による実施形態を示す。] 図9
[0108] 次に図10を参照すると、図10は、第3マイクロホンを追加的に組み込むために同期化リンクがすでに設けられ、追加のワイヤレスまたはIR受信器138を備えた図9のホストを示す簡易図である。3つのマイクロホンが存在する場合、送信器の位置を復号するのに十分な情報がある。しかし、3つのマイクロホンを使用し、データリンクが無いことは、音響信号上にデータを符号化するなどの追加的問題を含む(データはペン側で状態をオンに切り替えることができる)。図示する通り、IRまたはRFリンク138は同期化およびデータ転送の両方をサポートする。この場合のブロック図は次のようになる。] 図10 図9
[0109] ワイヤレスリンク138は、ホストによってすでにサポートされているプロトコル、例えばブルートゥース、WiFi等、またはそれらの部分集合を使用することができる。]
[0110] 同期化のためのこのアーキテクチャには本質的な問題が存在する。すなわち、ブロックの各々がそれ自体のクロック源を有する。しかも、プロセッサが送信器(図示せず)と同期するように、プロセッサで実行されるソフトウェアを同期させる必要がある。]
[0111] 同期化は2段階で実行される。
1)CODEC対CPUの同期化:
音響サンプルバッファのオーバフローが生じると、内部割込みが発生する。この割込みを処理するISRは、フリー・ランニング・タイマ値を読み出してタイムスタンプを得る。この割込みはより高い優先順位のプロセスによってマスキングすることができるので、タイマ値のジッタは比較的大きいかもしれない。しかし、位置特定アプリケーションが実行し始める前に、このプロセスが始まるので、結果的に生じるタイミングエラーは十分なデータの受渡しによって除去することができる。
2)トランシーバ対CPUの同期化:
記載の通りRFまたはIRとすることのできるトランシーバ138によって有効なパケットを受信すると、割込みが発生する。割込みを処理するISRは、フリー・ランニング・タイマ値を読み出してタイムスタンプを得る。この割込みは最も高い優先順位を持つべきであり、したがってソフトウェアの実行によるタイムスタンプのジッタは最小限になる。]
[0112] 追加的手法は、デジタルマイクロホン(DMIC)を使用するものである。しかし、内部CODECは超音波範囲をサポートしないかもしれない。したがって単純明快な手法は、図11に示すアーキテクチャを使用するものである。図11は、二重帯域マイクロホンとホストプロセッサとの間にCODECと並列に接続されたデシメーションフィルタ140を示す。] 図11
[0113] CODEC134は、クロック信号をマイクロホンおよび専用「デシメーションフィルタ」ASIC140にも提供する。DMIC136の出力はCODECおよびASIC140の両方に送られる。ASIC140の出力は、UART、I2S、SPI等のようなシリアルインタフェースによってホスト132にインタフェースされる。]
[0114] 上記実施形態に係る受信器モジュールは、図8に関連して上述した通り、タッチスクリーン用途を可能にするために使用することができる。スクリーンはソフトボタンおよび活性エリアを含むが、むしろスクリーンは事実上、スタイラスを感知するタッチスクリーンであり、デジタイザは活性エリア上のその位置を検出し、それに応じてインタラクションを解釈する。] 図8
[0115] 特に図10に関連して上述したように、第3マイクロホンをホストに追加することにより、3/Dデータを使用する多くの種類のアプリケーションが可能になるかもしれない。幾つかの特定の着想をここに示すが、それに限定するものではない。
1.手書き:紙の高さを補償する
2.3/Dジェスチャ:3/D装置はスクリーンの2/D作業環境を3/D環境に移送することができる
3.3/Dアプリケーション:機械的設計、グラフィックデザイン、ゲーミング] 図10
[0116] スタイラスはさらにリモートコントロールとして働き、プレイ、ページアップ、ページダウン等のようなコマンドをホストに送信する。]
[0117] ホストのスクリーンが折り畳まれると、スタイラスはその機能を変化させ、プロジェクタのような第2の装置を制御し始める。]
[0118] 本明細書に記載する通り、受信器の較正は、ホスト内に組み立てられる前に実行することが好ましい。一手法では、受信器はその音響フロントにより、モジュールレベルで較正される。したがって、モジュールはそのような較正を可能にするように設計すべきである。]
[0119] さらなる実施形態は有線ペンを使用する。この場合、CPUとそのCODECとの間で同期化が必要になる。]
[0120] インタフェースICを使用することができる。そのようなインタフェースICは専用ICとすることができ、あるいはEEPROMのような市販のコンポーネントとすることができる。EEPROMは、例えばシグマデルタ形式でデジタル符号化された波形を周期的に出力することができる。受動ネットワークはペンおよびICネットワークを超音波送信器にインタフェースすることができる。]
[0121] 追加的実施形態は、測位機構の一部として温度センサを含む。温度センサは、測位システムが、温度および関連オフセットによって生じる様々な種類の測定誤差を補償することを可能にし、したがって測位精度を向上する。温度に基づく誤差源の1つは、音の速度が温度によって異なることである。したがって温度補償はアプリケーションの精度を高める。]
[0122] ポインティング装置、スタイラス、ペン等は電池式とすることができ、再充電可能にすることができる。]
[0123] ここで図12を簡単に参照すると、図12は上述した実施形態に係る測位を示している。ホストシステムは、その既存のコンポーネントを使用することによって位置を組み込む。既存のホストプロセッサ132およびCODEC134は、測位システムに必要な機能を実行する。] 図12
[0124] 圧力センサは、ユーザがペンに掛ける圧力をデジタル化することができる。そのようなデジタル化は、デジタル表現により「現実的な」フィードバックを加えることができる。圧力データはIR/Rfリンクを介して受け渡すことができ、あるいは代替的に測位データと共に超音波信号に変調することができる。]
[0125] 用語「スタイラス」は本明細書では、超音波信号を送信するロケータとして使用される任意のポインティング装置を指し示すために使用される。スタイラスはワイヤレスであることができる。]
[0126] 本出願から成熟する特許の存続期間の期間中には、多くの関連するデジタル化技術が開発されることが予想され、デジタイザの用語の範囲は、すべてのそのような新しい技術を先験的に包含することが意図される。]
[0127] 用語「含む/備える(comprises、comprising、includes、including)」、「有する(having)」、およびそれらの同根語は、「含むが、それらに限定されない(including but not limited to)」ことを意味する。この用語は、「からなる(consisting of)」および「から本質的になる(consisting essentially of)」を包含する。]
[0128] 本明細書中で使用される場合、単数形態(「a」、「an」および「the」)は、文脈がそうでないことを明確に示さない限り、複数の参照物を包含する。]
[0129] 明確にするため別個の実施形態の文脈で説明されている本発明の特定の特徴が、単一の実施形態に組み合わせて提供されることもできることは分かるであろう。逆に、簡潔にするため単一の実施形態で説明されている本発明の各種の特徴は別個にまたは適切なサブコンビネーションで、あるいは本発明の他の記載される実施形態において好適なように提供することもできる。種々の実施形態の文脈において記載される特定の特徴は、その実施形態がそれらの要素なしに動作不能である場合を除いては、それらの実施形態の不可欠な特徴であると見なされるべきではない。]
[0130] 本発明はその特定の実施態様によって説明してきたが、多くの別法、変更および変形があることは当業者には明らかであることは明白である。従って、本発明は、本願の請求項の精神と広い範囲の中に入るこのような別法、変更および変形すべてを包含するものである。]
[0131] 本明細書で挙げた刊行物、特許および特許出願はすべて、個々の刊行物、特許および特許出願が各々あたかも具体的にかつ個々に引用提示されているのと同程度に、全体を本明細書に援用するものである。さらに、本願で引用または確認したことは本発明の先行技術として利用できるという自白とみなすべきではない。節の見出しが使用されている程度まで、それらは必ずしも限定であると解釈されるべきではない。]
权利要求:

請求項1
プロセッサおよび内部周辺装置、ならびに前記内部周辺装置を前記プロセッサに接続するシステムバスを備えたコンピューティングシステムであって、前記内部周辺装置の1つが超音波周波数をデジタル化するように構成された超音波デジタイザを含み、前記デジタイザが少なくとも2つの関連マイクロホンからの超音波信号を対応するデジタル化音響出力にデジタル化し、かつ前記デジタル化音響出力を前記システムバスに信号として出力するように構成されたコンピューティングシステム。
請求項2
前記デジタル化音響出力は、復号された測位装置の位置を含む、請求項1に記載のコンピューティングシステム。
請求項3
内部CODECをさらに含み、前記超音波デジタイザは前記内部CODECに接続され、前記内部CODECを使用して前記位置を復号する、請求項2に記載のコンピューティングシステム。
請求項4
スタイラスをさらに含み、スタイラスはその位置を前記関連マイクロホンに送信するための超音波送信器を組み込んで、前記コンピュータシステムとのユーザ対話を可能にし、スタイラスはさらに表面上で指し示すための先端を備える、請求項1に記載のコンピューティングシステム。
請求項5
前記先端は筆記用先端であり、紙に筆記するためにインクが使用可能であり、前記システムは、前記システムとの定義された関係に紙を収容するための収容アセンブリを含む、請求項4に記載のコンピューティングシステム。
請求項6
ホストコンピュータハウジングを含み、前記紙収容システムは紙整列構造を含み、前記紙整列構造は、前記少なくとも2つのマイクロホンに対し固定された関係に紙を保持する構成を含む、請求項5に記載のコンピューティングシステム。
請求項7
前記紙整列構造は前記ハウジングに内蔵される、請求項6に記載のコンピューティングシステム。
請求項8
前記紙整列構造は筆記パッドとして前記ハウジングの一部を構成する、請求項7に記載のコンピューティングシステム。
請求項9
前記ハウジングはキーボードを含み、前記筆記パッドを形成するために前記キーボード上にカバリングが伸長可能である、請求項7に記載のコンピューティングシステム。
請求項10
前記紙整列構造は、その片側を中心に第1組の少なくとも2つのマイクロホンと、その第2側を中心に第2組の少なくとも2つのマイクロホンと、どちらがより明瞭な信号を受信するかによって前記それぞれの側のマイクロホンの間で選択するためのセレクタとを含む、請求項6に記載のコンピューティングシステム。
請求項11
前記ハウジングは、スタイラスのための再充電用ホルダを含む、請求項6に記載のコンピューティングシステム。
請求項12
前記紙整列構造は前記ハウジングに対して紙を保持する張力クリップを含む、請求項6に記載のコンピューティングシステム。
請求項13
前記張力は回転張力および線形張力から成る群の1つの張力である、請求項12に記載のコンピューティングシステム。
請求項14
前記紙整列構造は格納式文鎮を含み、前記少なくとも2つのマイクロホンは前記文鎮に内蔵され、前記文鎮はコードを介して前記ホストに取り付けられる、請求項6に記載のコンピューティングシステム。
請求項15
3次元位置のための第3マイクロホンをさらに含む、請求項1に記載のコンピューティングシステム。
請求項16
前記3次元位置を使用して、前記位置を計算するときに紙の高さについて補償するように構成された、請求項15に記載のコンピューティングシステム。
請求項17
前記デジタイザの起動により、前記コンピューティングシステムが休眠状態から起動状態に切り替わるように構成された、請求項1に記載のコンピューティングシステム。
請求項18
前記デジタイザは、前記コンピューティングシステムが休眠状態にあるときにユーザ入力を格納するメモリを含み、該ユーザ入力はその後、前記コンピューティングシステムによってアクセス可能である、請求項1に記載のコンピューティングシステム。
請求項19
前記デジタイザからの入力を受け入れ、それ以外は休眠状態を維持するように構成された、請求項1に記載のコンピューティングシステム。
請求項20
手書きのサイズおよび方向を検出し、かつ紙の位置または向きを推測するための較正機構を有するように構成された、請求項1に記載のコンピューティングシステム。
請求項21
コンピュータハウジングを含み、前記少なくとも2つのマイクロホンは前記ハウジングに対して固定関係にある、請求項1に記載のコンピューティングシステム。
請求項22
システムクロックを有するプロセッサと、測位装置の測位を提供するための測位ユニットとを備えたコンピューティングシステムであって、前記プロセッサが、少なくとも2つの関連マイクロホンを介して受信された前記測位装置の超音波信号をデジタル化して、対応する測位装置の位置を得るようにさらに処理可能な信号を前記プロセッサに提供するCODECと、前記提供された測位に対し前記システムクロックを同期させるための同期化ユニットとを含むように構成された、コンピューティングシステム。
請求項23
前記CODECは前記プロセッサの外部にあり、システムはさらに、前記CODECと並列にデシメーションフィルタを含む、請求項22に記載のコンピューティングシステム。
請求項24
ポインティング装置と同期するワイヤレスユニットをさらに含み、該ユニットはさらに、追加マイクロホンからデータを受信するように構成される、請求項22に記載のコンピューティングシステム。
請求項25
連続超音波搬送波に変調される位置信号を使用するように構成された、請求項22に記載のコンピューティングシステム。
請求項26
スクリーンをさらに含み、前記少なくとも2つの関連マイクロホンは前記スクリーンの周りに固定され、タッチスクリーン用途をもたらす、請求項22に記載のコンピューティングシステム。
請求項27
CODECは前記プロセッサの内部にある、請求項22に記載のコンピューティングシステム。
請求項28
前記CODECは前記プロセッサの外部にあり、前記提供された測位のための前記同期化は、前記CODECを前記システムクロックと同期させることを含む、請求項22に記載のコンピューティングシステム。
請求項29
システムは、ポインティング装置と同期するためのワイヤレストランシーバを備え、前記提供された測位のための同期化は、前記システムクロックを前記ワイヤレストランシーバに同期させることを含む、請求項22に記載のコンピューティングシステム。
請求項30
前記ワイヤレスユニットは、ワイヤレスネットワーキングのためのシステム内蔵ユニットである、請求項24に記載のコンピューティングシステム。
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